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株式会社東京一番フーズ
泳ぎとらふぐ料理専門店「とらふぐ亭」のチェーン展開で関東にふぐ食文化を浸透。さらに外食企業初のマグロ養殖に成功し、水産ベンチャーとして世界を目指す
■最近のトピックス
2月9日(ふくの日)にちなんで、「とらふぐ亭」で恒例のとらふぐ祭りを開催。泳ぎてっさ1円のサービスも。2月9日から15日まで、全店で開催。

■事業の特徴・優位性

一方、子会社「長崎ファーム」を通じて、養殖事業にも本格的に乗り出す。現在長崎県平戸に所有する養殖場には、ふぐ2万尾、マグロ1000尾、ヒラマサ3万尾を育てており、今年9月末には、「平戸本まぐろ極海一番」のブランド名で50キロのマグロを築地に初出荷し話題を集める。養殖、仕入れ、加工から外食店展開まで一気通貫の体制を持つオンリーワンの存在として、さらに世界を見据え水産ベンチャーとしての飛躍を目指す。
■とらふぐをコアとした「第6次産業」
○第一次産業=生産(長崎/長崎ファーム)
長崎・平戸に養殖場を保有。自社で生産体制を持つことで、下記のような効果が期待される【1】安全安心・・・「産地直送」によりトレーサビリティのとれた安心・安全の食材の提供
【2】原価の安定・・・市況に左右されない仕入を実現
【3】ロスの削減・・・最終販売の需給に応じて流動的に出荷量を調整することでロスを減らし収益体質を改善
○第二次産業=自社加工場による加工ふぐの拡販体制
2012年11月に東京にふぐ加工場を新設・・・2012年12月 東京都の条例改正(「ふぐ調理規制緩和」)で、ふぐ調理師資格がない人でも、スーパー・飲食店等でふぐ加工品(身欠きふぐ)の取扱いが可能になった。これにより飲食店が新規のふぐの取扱いが格段に増えることが予想され、そのニーズに対応できる体制を整えた。(※下記参照)※身欠きふぐ= ふぐ調理師資格者が、皮・有毒部位を除去したもの
○第三次産業=外食チェーン展開
【1】ふぐ業態最高級国産とらふぐ「とらふぐ亭」 / 手軽に天然ふぐ料理を満喫「ふぐよし」
【2】鮮魚業態
おいしい寿司と活魚料理「魚の飯(さかなのまんま)」 / うまい寿司と魚料理「魚王(うおくに)」
※店舗一覧はこちらから
■質の高いふぐ料理の安定供給のために
○安心・安全へのこだわり
2005年11月から、“安全なとらふぐを生産できる人”を認定するしくみである『長崎県適正養殖業者認定制度』との取組みを開始。認定業者は、生産履歴(生産者、餌など)が明確な国内産の稚魚を使用し、ホルマリンなどの未承認医薬品は使わず、飼料安全法に定められた餌のみ使用している。さらに漁網の汚れ防止剤は安全確認済みのもののみを使用するという厳しい条件をクリア。 ○ふぐ免許資格取得者の確保
ふぐ免許登録数 227名(2013年11月末現在/首都圏)は特筆すべき数値。専門店の強みを活かした教育制度による技術の修得が行われている。現在2~4年目でほぼ全ての従業員がふぐ免許を取得しており、急激な需要増(身欠きの生産加工)にも対応できる。※現在の対象顧客数1,200店が、近く6,000店まで急拡大することが予想されている(東京都福祉保健局調べに基づく同社推定)
※一方で従来の高級ふぐ和食料理店は「とらふぐ」は熟練した職人しか扱わせてもらえず、若手のふぐ職人が育ちにくい環境にあり、非常に対照的な環境にある。
■養殖事業
2011年2月から子会社の長崎ファームを通じて新たに養殖事業に着手。長崎県平戸の既存施設を譲り受け、本格的にふぐ、マグロなどの養殖を開始した。マグロの養殖は外食産業としては初めての挑戦。そして2013年9月29日に、平戸本まぐろ 極海一番(きわみいちばん)」(約40kg)が初出荷され、築地で「セリ」が行われた。現在の飼育数は、ひらまさ30,000匹、とらふぐ20,000匹、マグロ1,000匹。


2013/9/24 平戸本まぐろ 極海一番(きわみいちばん)」初出荷
~ 訪問レポート ~
ビジプラ 「とらふぐ亭」を中心に約50店の外食チェーンを展開する東京一番フーズ、2011年より長崎で本格的な養殖業に乗り出す。その「ふぐ」「まぐろ」の養殖現場を訪問
■写真で見る「とらふぐ亭」のメニュー一覧
泳ぎてっちり(とらふぐ鍋) なべ皮 泳ぎてっさ(とらふぐ刺身)















※コースメニュー紹介はこちらから
■冬のギフト、お取り寄せ
○ お取り寄せ

※右写真は『にぎわい』20,000円(税込、送料込)
—– 商品内容 ———–
・とらふぐてっさ100g2枚
・とらふぐてっちり用アラ身1,000g
・とらふぐ皮刺し100g
・とらふぐ亭すだちぽん酢2本・特製唐揚粉1P・ねぎ2P
・とらふぐひれ酒用ひれ12枚・だし昆布・出し鰹1P
・紅葉おろし8P・箸8膳・召し上がり冊子1枚
※詳しくはこちらから
○ おせち料理

100セット限り。25,000円
■会社概要
商号 | 株式会社東京一番フーズ |
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所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-6-1 新宿やわらぎビル4F |
TEL | 03-5363-2132 |
代表者 | 代表取締役社長 坂本 大地 |
資本金 | 472,295千円 |
設立 | 2000年9月1日(創業1996年) |
グループ社員数 | 210名(連結) |
決算 | 年商 3,370百万円 経常利益 230百万円 (2013年9月期 ) |
事業内容 | 関東圏内に、「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」「おいしい寿司と活魚料理 魚の飯」「リーズナブルな値段でふぐ料理を提供する ふぐよし総本店」の運営 |
ホームページ | http://www.tokyo-ichiban-foods.co.jp/ 「とらふぐ亭」ブランドサイト |
業績 | 年商 35億3,000万円 、経常利益 3億2,000万円 (2014年9月期) |
株式情報 | 東証マザーズ上場(3067)Yahoo!ファイナンス (3067) |
■社長プロフィール
坂本 大地 (さかもと だいち)
1967年、大阪府生まれ。高校生の時から大阪の鮮魚店で、魚の仕入れから販売までを経験し、 23歳で暖簾わけで独立。1996年、新宿歌舞伎町に「とらふぐ亭」新宿本店をオープン。1998年に有限会社東京一番フーズを設立、2006年には東証マザーズに上場を果たす。2010年2月に子会社の長崎ファームを通じて、養殖事業に本格的に乗り出す。
■インタビューリンク
・成山堂通信 「vol.3 株式会社東京一番フーズ代表取締役社長 坂本大地」(2012年11月号)
・オフィスWATCH 「日本の食文化を変える!たくさんのフグに出会えるオフィス」 ・社長名鑑 株式会社東京一番フーズ 坂本 大地(2008年5月)
・ブリッジインタビュー 上場企業IRトップインタビューvol4「こだわりを持って、日本の食文化を変えていく」 (2007年8月)
・ダイヤモンドオンライン/社長が語る「人材」の戦略 独立志向の社員に「社内塾」で経営を伝授 東京一番フーズ 坂本大地社長(2009/4/15)
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