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捻(ねん)とは?|種類と選び方・目的って?|レザークラフト

レザークラフト念の種類と選び方

レザークラフトでは「念」や「捻」といった言葉がよく出てきます。読み方は「ねん」と読み、革に引かれた線(ガイドライン)が「捻(ねん)」なのです。レザークラフトでは線を引く道具「ネジ捻」が必要になる場面があり、使い所や種類も様々あります。本記事ではレザークラフトで使う捻(ねん)について紹介していきます。

こんな人におすすめ
  • これからレザークラフトを始めようと思っている人
  • もっと詳しく捻について知りたい人
目次

捻(ねん)とは?

捻とは

革製品のふちに入っている溝のことをかざり捻といい、この加工工程を捻引きや捻入れと言います。主にメンズの高級革製品ならほとんどの製品に入っている、コバ処理の工程の中のひとつとも言えます。

捻の意味と必要性

まず、何のために捻引きをするのか。その目的は以下の2つと言われています。

美しく仕上げるため

捻引きの主な目的は、革のふちを引き締めて美しく仕上げることです。使う方からしたら些細なことかもしれませんが、あるのとないのでは全然違います。

詳しくない方でも、見比べれば雰囲気の違いを感じれるでしょう。

丈夫に仕上げるため

熱の効果で革がギュッと引きしまり、丈夫なコバ(断面)に仕上がります。

また、蜜蝋を使ったコバの場合、蜜蝋を皮の中まで染み込ませる目的でも使われます。蜜蝋を染み込ませることにより、コバの毛羽立ちが起きにくくなり、さらに耐水性も上がります。

捻はただ線をきざむだけではありません。コバから溝までの間全体に熱を加え、ふっくらさせたり押しつぶしたりと、捻の種類によっていろいろな効果をもたらします

捻の種類

捻と名前がつく道具はいろいろありますが、今回は革小物やバック作りに使う飾り捻用の捻を紹介します。

フチ捻(玉捻)

評価
価格1500円〜

フチ捻は玉捻とも呼ばれます。ガイドになる長い側と、溝を引く短い側がつながっていて、その間はアール状にくぼんでいます。

溝をきざみながら、溝とコバの間がぷっくりとふくらんだ仕上がりになります。とある道具屋の方は、「カマボコ型」という表現をしていました。

ネジ捻

評価
価格1200円〜

刃のような薄い鉄が二枚ついており、二重捻とも呼ばれます。ネジ捻の名前の由来はこのネジです。ネジを締めると幅が広がり、ゆるめると、せばまります。広げる時の方が抵抗が強いです。

フチ捻とちがい、溝とコバの間全体を熱することはできません。その代わり、幅を自由に設定することができ、自由度が高い使い方ができる道具です。玉捻とステッチを通りこし、中に入れた芯のふくらみのキワに捻を入れています。ちなみに、このネジ捻は手縫いのガイドを引くネジ捻と同じ物です。

一重捻

一本線の捻。

ただの線だと思ってしまうかもしれませんが、仕立て方で仕上がりはまるで違うものになります。角をいい感じに丸め、角度と厚みを自分でけずって仕立てています。

他の捻とちがい、コバをガイドにして引くことができないので、定規をあてて引くことになります。他の捻が使えない内側の部分に使います。特にこだわりがなければ、モデラを一重捻代わりに使うこともできます。

押し捻

評価
価格2500円〜

他の捻は溝をきざむ捻なのに対し、押し捻は溝はきざみません。では何をするのかというと、コバから任意の幅で押し込んでへこませ、立体感を強める効果をもたらします。

L字を寝かしたような形状になっており、短い側がコバにあたるガイド部分で、長い辺の内側全体で熱しながら押し付けて革を圧縮します。

他の捻に比べて接する面積が広いので、綺麗に磨かれているのかが極めて重要です。磨かれていないと、傷ついたり、銀面が引っぱられてしまいきれいに仕上がりません。

ネジ捻の使い方

ネジ捻の使い方

ネジ捻はレザークラフトでつかう重要な道具です。革と革を貼り合わせた後、革を縫い合わせる前の段階で使用するものです。この作業があるかないかで出来栄えが変わってきます。


ネジで調節できるようになっていて、縫いしろ(大体3mmから5mmくらい)を目安に片方を貼り合わせた革のヘリと、もう片方を革に押し付けて線を引きます。
すると、均等にヘリの部分から距離の先をひいてこれるのでとても便利です。


これでヘリから数ミリくらいの部分にしるしをつけておいて、その線上にずれないように菱目打ちや菱キリなどで穴をあけていくのに使用します。


その他にも、財布などのカードケース部分に飾りで一本線を引く場合に使用したり、使い方によってはこれをあぶって熱し物で一度捻引きすると、きれいにしまるという使い方もあります。

ネジ捻の使い方は簡単で、ネジを回して刃と刃の間を調整したらそれを革に押し付けて線を引けばいいだけです。柔らかい革だとフニャンとなってしまいうまく線が引けませんがヌメあたりの革であれば簡単に引けていい感じになります。
その場合は指で歪みを抑えながらネジ捻を引いていくと、柔らかい部分が歪んだりせずに引けます。

クロム革に捻を入れることはあるの?

財布などはカードが入る「カード前」部分によく入れられます。クロム革は熱にも圧力にも強いのでネジ捻程度では線(=捻)は入りません。そういう時はハンダゴテが付属している捻引き工具やネジ捻をアルコールランプであぶって熱を付与して稔を引きます。

おすすめの捻(ねん)を紹介!

それぞれの捻にはそれぞれの良さがあります。これをうまく組み合わせて使うことでより優れた作品を作ることができます。どんな捻を使うのか、幅はどうするか、どう組み合わせるか、可能性は無限にあります。

電気捻

価格2930円〜

電気捻はヒーターがついた捻です。柄の中に仕込まれた電熱線により、常に一定の温度にしておくことができます。導入しやすのは上記リンク先のような日本の電気捻ですが、きれいな捻を入れるためには削ったり磨いたりの加工が必要です。

捻(ねん)まとめ

今回紹介した捻一覧

商品名価格
フチ捻(玉捻)1500円〜
ネジ捻1200円〜
押し捻2500円〜
電気捻2930円〜

いかがでしたか?捻を入れることで革のフチが引き締まり、高級感が出るのでぜひ試してみてくださいね。これを機会にレザークラフトに興味を持ってもらえたら嬉しいです!

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この記事を書いた人

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