【2024年最新】クリーニングの染み抜き料金を安く済ませる方法！店舗と宅配どっちを選ぶべき？

気をつけていても生活の中でどうしてもついてしまう衣類の染み。洗濯しても落ちない染みは気になりますよね？

そんな時に選択肢に上がるのが、クリーニングに出すことです。

この記事ではクリーニングでの染み抜きの料金を安く済ませる方法と、染み抜きに強いクリーニング店を紹介していきます。

最後まで読めば、気になる染みや不意のトラブルでついてしまった染みを、お得に奇麗にできるようになります。

染み抜きに強いクリーニング8選

そもそも「染み」とは？衣類につく染みの種類

衣類につく染みは大きく3つの種類に分かれます。染みの種類を知っておくことで自分で対処できる場合もあり、クリーニング費用をかけなくて済みます。

染みの種類	染みの原因	特徴
水溶性	コーヒー、ワイン、ジュース	・水に溶けやすく落としやすい
油溶性	ケチャップ、ソース、カレー、パスタソース、口紅、ファンデーション	・水に溶けず、油に溶ける ・洗剤で対処する
不溶性	泥、墨、粉じん、カビ	・水にも油にも溶けない ・研磨剤等を使って落とす

水溶性の染み

コーヒーやワインなど、色のついている飲み物を衣類にこぼしてしまった時にできる染みは「水溶性」の染みです。水や洗剤に溶けるので比較的落ちやすく、早急に対処すれば自分自身で奇麗にすることも可能です。

油溶性の染み

「油溶性」の染みは油を含む食べ物や、化粧品が付着することによってできます。石鹸や洗濯用の洗剤で落とせますが、洗濯機にそのまま入れてもうまく消えてくれないこともあります。

奇麗に除去するためには、洗濯機に入れる前に手作業で染み抜きをする必要があります。

不溶性の染み

「不溶性」の染みは泥や墨などが衣類に付着することでできます。学校の授業や部活でつきやすく、大人よりも子どもの衣類によく見られます。

子どもにとってはその場で染みの対処は難しく、残りやすいことも特徴です。歯磨き粉など研磨剤が含まれる溶剤を使用することで、落ちることもあります。

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いずれの種類の染みも、できてしまったらすぐに対処することで自分で奇麗にできますが、自分で行える染み抜きには限界もあり、手間も非常にかかります。

毎日の家事の中で染み抜きにまで手が回らないと言う人は、割り切ってクリーニングに出すことも解決策の一つです。自宅では対処できない時間がたった染みも奇麗にできる場合もありますし、生地も傷めずに済みます。

クリーニングの染み抜き料金は高い？

いざ染み抜きをクリーニングに依頼する際に、気になるのは料金です。

高くなるのでは？と心配するかもしれませんが、実は通常のクリーニング費用に染み抜きが含まれている場合もあります。小さな染みやできたばかりの染みは、通常料金の範囲で対応してくれるので安く済ませられるでしょう。

一方、染みの大きさや経過時間によっては「特殊染み抜き」オプションが必要になり、高くなると1着あたり1万円近い金額がかかる場合もあります。

染みを安い料金で済ませるためには早めの対処が最も重要です。

染み抜きの種類	特徴
通常染み抜き	・ついて間もない染みに対応できる ・クリーニング店によっては無料
特殊染み抜き	・時間のたった染みにも対応できる ・基本的に有料オプション

クリーニングの染み抜き料金を安く済ませる方法

染み抜きの料金を安く抑える具体的な方法について紹介します。染み抜きは時間との勝負なので、素早い対応を心がけることで、クリーニング料金も抑えられます。

応急処置を行う

衣類に汚れがついてしまったら、すぐに応急処置を行いましょう。

自分で完全には奇麗にできなくても、染みの程度を軽減しておくことでクリーニングに持ち込んだ際に通常のコース内で対応してくれます。オプション料金をかけずに安く済ませられます。

応急処置の方法

なるべく早くクリーニングに持っていく

水溶性や油溶性の汚れは早めに対処できれば応急処置で奇麗になることもありますが、色素が衣類の中に残っていると時間がたって染みが浮き出てくることもあります。そのため、なるべく早めにクリーニングに持ち込むようにします。

早急な対応で便利なのが「宅配クリーニング」です。衣類を店舗に持っていく必要がなく、宅配業者に集荷依頼をするか、コンビニに持ち込むことでクリーニングに出せます。

忙しくて、なかなか染み抜きに持っていけないと言う人は宅配クリーニングの利用を検討しましょう。

安いオプション料金のクリーニングを選択する

時間がたってしまった染みや大きな染みを安く奇麗にしたい場合は、クリーニング会社ごとに設定されている特殊染み抜き料金に注目しましょう。

特殊染み抜きの料金はクリーニング店によってかなり差があります。1,000円以下で対応してくれる場合もあれば、数千円以上かかることもあります。

利用する前に、特殊染み抜き料金を確認しておくことで、出費を抑えられます。

ただし、安ければいいと言うわけではないので、予算内でクリーニング店を選び、自分が望んだ効果が得られるかどうか問い合わせてみることをおすすめします。

「店舗型」と「宅配」どちらに依頼する？

自分で手に負えなかった染みはクリーニングに持ち込みましょう。

クリーニングには大きく「店舗型クリーニング」と「宅配クリーニング」の2種類があります。それぞれのメリットやデメリットを解説していきます。

店舗型クリーニングのメリットとデメリット

店舗型クリーニングは、いわゆる街のクリーニング屋さんのことです。近所のスーパーや住宅街の中に店舗を構えており、直接お店の人に汚れが気になっている部分を口頭で伝えられることが最大のメリットです。

細かなニュアンスも伝えることができるので、安心感があります。1着からクリーニングに預けられ、宅配クリーニングと比較すると料金が割安なのも嬉しいですね。

反対に持ち込む手間と、仕上がりの後に取りにいく手間があるのはデメリットです。夜間は営業していないので、仕事や生活スタイルによってはなかなか預けられないなんてことも。

中にはネットに価格を掲載していないところも多く、お店に持っていくまで金額がわからないことがあります。さらには、同じ会社でも店舗によって金額が違う場合もあるので注意が必要です。

基本的には染み抜きは別料金です。しっかりと見積もりをしてもらわないと、思ったよりも高くなる場合もあることを認識しておきましょう。

メリット

デメリット

宅配クリーニングのメリットとデメリット

宅配クリーニングは、自宅にいながら完結できるクリーニングです。パソコンやスマホから申し込むと翌日、もしくは翌々日には集荷の手配が完了します。

配送業者が自宅まで衣類を取りにきてくれますが、あまり家にいないと言う人はコンビニからも配送できます。クリーニングが終わると自宅まで届けてくれ、忙しい現代人向けに急速に注目を集めているサービスです。

利用者のニーズに合わせたさまざまなオプションもそろえており、ホームページ上に全ての料金が掲載されています。思った以上に料金がかかってしまったと言うこともないので安心です。また、基本的なコースに簡単な染み抜きを含んでいることも特徴です。

ただし、ある程度荷物をまとめて申し込まないと送料がかかるなど、店舗型のクリーニングに比べて割高です。宅配クリーニングによっては通常のクリーニングに染み抜きや防臭加工がついていることもあり、その分高額になる傾向があります。

メリット

デメリット

染み抜きが安い店舗型クリーニング

お手頃な料金で染み抜きをしてくれる大手の店舗型クリーニングを紹介します。

店舗型のクリーニング店は基本的に衣類は自分で持ち込むので送料がかかりません。ただし、染み抜きはオプション料金になることがほとんどです。

※ここで表示している価格は、基本全て税込です（注釈がある場合は除く）。
※価格は変更されることもあるので、各社ホームページより最新の価格をご確認ください。

白洋舎

通常コースでの染み抜き	「ローヤルクリーニング」「クリスタルクリーニング」に付属
染み抜きオプション料金	550円/1cm×1cm〜※
展開エリア	北海道、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、岐阜、静岡、愛知、三重、大阪、京都、滋賀、兵庫、奈良、広島、愛媛、福岡

白洋舎は都市部を中心に展開する大手クリーニングチェーンです。人の集まるエリアに店舗を構えているので、通勤や通学、買い物のついでにクリーニングに預けることが可能です。

大手の強みを生かし、カーテンやカーペットなどのインテリアクリーニングにも対応してくれます。

通常コースに染み抜きは含まれていませんが、よりクオリティの高い仕上がりを得られる「ローヤルクリーニング」「クリスタルクリーニング」では小さな染み程度であれば追加料金なしで対応してくれます。

染み抜きオプションは1cm×1cmあたり550円で対応してくれますが、正確な料金は別途見積もりが必要です。細かな相談ができるのも白洋舎の強みなので、気になる箇所があれば店舗で相談してみましょう。

白洋舎では宅配クリーニングも行っておりますので、店舗のないエリアであっても利用ができます。

ポニークリーニング

通常コースでの染み抜き	なし
染み抜きオプション料金	550円/1cm×1cm〜
展開エリア	埼玉、千葉、東京、神奈川、茨城、岐阜、愛知

ポニークリーニングは関東・中京エリアに工場を構える店舗型クリーニングです。店舗に預けられた衣類は全て自社の工場で洗浄され、安定した品質が評判のクリーニング店です。

ポニークリーニングの料金はワイシャツが242円からとお手頃ですが、染み抜きを依頼する場合別途オプション料金がかかります。1cm×1cmあたり550円の費用がかかるので小さな染みであれば費用を抑えて対応してもらえます。

高級ブランドや繊細な生地のクリーニングにも対応しており、さらには高級呉服も預けられます。安定した仕上がりなので、リピーターが多いのもポニークリーニングの特徴です。

保管＆宅配クリーニングも行っており、最低7点からクリーニングを依頼することができます。こちらでは1着あたりの最低金額は1,155円からと高めですが、染み抜き料金も含まれています。

うさちゃんクリーニング

通常コースでの染み抜き	なし
染み抜きオプション料金	165円〜※
展開エリア	青森、秋田、山形、宮城、福島、茨城、栃木、千葉、東京、神奈川、埼玉

うさちゃんクリーニングは関東から東北にかけて展開する店舗型クリーニングです。天然成分を含んだ洗剤を利用し、衣類に優しい洗浄を行っています。

ユニークな点としては、自治体の取り組む子育て支援に賛同していることです。例えば青森県では妊娠中や18歳以下の子どもがいる場合、20%のディスカウントを受けられます。

クリーニング料金はお手頃だと評判ですが、正確な金額は見積もりを出すまでわからないので注意が必要です。染み抜きは通常のクリーニングには含まれていません。別途オプションで165円から利用できますが、こちらも見積もり後に料金が判明します。

ホワイト急便

通常コースでの染み抜き	あり
染み抜きオプション料金	1500円/5cm×5cm〜※
展開エリア	福井県、高知県以外の全国対応

ホワイト急便はクリーニング業界最大の店舗数を誇り、不意に大切な衣類を汚してしまった時に頼れるお店です。ハート型のロゴをみたことがある人も多いのではないでしょうか？

クリーニングの価格は店舗によって異なるのでお店に持ち込んで見積もりしてもらうか、店舗によってはホームページに記載しているところもあります。簡単な染み抜きであれば「レギュラーコース」で行ってくれます。

しかし時間がたっているものや、レギュラーコースでは難しい染みはオプション料金がかかります。5cm×5cmを1,500円から対応してくれるので、大きめの染みを作ってしまった時などに利用しましょう。

ホワイト急便では「らくらく宅配便」という宅配クリーニングも行っています。衣類5点から依頼することができ、簡単な染み抜きは無料から行ってくれます。

自宅でクリーニングを完結したいという方はぜひチェックしてみてください。

ホワイト急便「らくらく宅配便」の口コミが気になる方はこちらの記事を参考にしてください！

染み抜きが安い宅配クリーニング

宅配クリーニングは通常のコースに染み抜きがついており、お得に染み抜きをお願いできます。特に染み抜きに強い宅配クリーニングを紹介します。

クリーニングパンダ

通常コースでの染み抜き	あり
染み抜きオプション料金	2,200円/1着
対応方法	1着から対応
送料	2,500円（9,000円以上の注文で無料※）
対応エリア	全国対応

クリーニングパンダは中四国最大のクリーニング店、小柴クリーニングが提供する宅配クリーニングです。染み抜きに強いこだわりを持ち、ついたばかりの染みは通常コースで対応してくれます。

時間がたってしまった染みや大きな染みは、染み抜き最終兵器の異名を持つ「極美流しみ抜き」を利用しましょう。染みの大きさにかかわらず1着2,200円で対応してくれ、もし染みが消えていなければ、オプション料金はポイントで返金してくれます。

セットコースの利用、もしくは9,000円以上の注文で通常2,500円かかる送料が無料になります。1着からも対応してくれるので、不意に汚してしまった衣類だけを預けることも可能です。

料金、対応ともに非常に使い勝手の良い宅配クリーニングです。

クリーニングパンダの口コミが気になる方はこちらの記事を参考にしてください！

クリコム

通常コースでの染み抜き	あり
染み抜きオプション料金	700円/2cm×2cm〜
対応方法	1着から対応
送料	1,100円（4,400円以上で送料無料）
対応エリア	全国対応※

クリコムは通常のクリーニングから、こだわった染み抜きをしてくれることで評判の宅配クリーニングです。最新の京都式染み抜き機を導入しており、水溶性の汚れから油溶性の汚れまであらゆる染み抜きを、追加料金なしで対応してくれます。

それでも取れない染みは「特殊染み抜き」オプションを利用しましょう。時間がたった染みや、他のクリーニングでは断られることもある黒カビによる染みにも対応してくれます。

染みの大きさによって価格が変わり、最大7,700円かかることもありますが満足できる仕上がりで戻ってきます。

通常送料は往復1,100円かかりますが、4,400円以上の注文で無料になります。他社と比較して送料が安く1着から対応してくれるのも使いやすいポイントです。

クリコムの口コミが気になる方はこちらの記事を参考にしてください！

クリーニングモンスター

通常コースでの染み抜き	あり
染み抜きオプション料金	無料
対応方法	セットのみ
送料	無料※
対応エリア	全国対応

クリーニングモンスターはわかりやすい価格設定で使いやすいと評判の宅配クリーニングです。衣類のクリーニングは5着(+1着)でセット価格9,790円から対応してくれます。

高く感じるかどうかは人それぞれですが、クリーニングモンスターではあらゆるオプションを追加料金なしで行ってくれ、他社では有料になることの多い特殊染み抜きも無料で対応してくれます。

「不入流（いらずりゅう）」という染み抜きの流派を採用しており、なかなか取れない染みをスピーディに落としてくれます。不入流の師範になるには、1分ほどで染みを落とさなければならないのだとか。

クリーニングモンスターでは、この不入流染み抜きを通常のクリーニング料金で行ってくれます。時間がたった染みも落としてくれるので、あきらめていた衣類をまとめて出すのに向いています。

クリーニングモンスターの口コミが気になる方はこちらの記事を参考にしてください！

リネット

通常コースでの染み抜き	あり
染み抜きオプション料金	なし
対応方法	1着から対応
送料	1,980円（有料会員：3,300円以上で無料、無料会員：8,800円以上で無料）
対応エリア	全国対応

リネットは、店舗型クリーニング並みの料金で利用できる宅配クリーニングです。店舗型クリーニングは基本的に染み抜きに追加料金がかかるのに対し、リネットは無料で染み抜きを行ってくれます。

また割り切った染み抜きサービスを行っており、時間がたった染みや黒カビによる染みは落ちにくいと言うことをホームページ上で明記しています。特殊染み抜きオプションもないので、とにかくスピーディーに安く染み抜きを行いたい人に向いています。

有料会員になると通常8,800円以上の注文で無料になる送料が3,300円以上で無料になるほか、最短2日で仕上げてくれたりとさまざまな嬉しい特典がついてきます。

5,148円の年会費プランで契約すると2,640円の回数券がついてくるので、実質半額ほどで契約できます。宅配クリーニングを店舗型以下の価格で利用できるようになるので、定期的にクリーニングに衣類を持ち込むと言う人にぴったりなサービスです。

リネットの口コミが気になる方はこちらの記事を参考にしてください！

店舗型クリーニングと宅配クリーニングの染み抜き料金比較まとめ

店舗型クリーニングと宅配クリーニングの染み抜きについて比較し、安く染み抜きを利用する方法について触れてきました。ここまでの内容を表にまとめましたので、参考にしてください。

クリーニング店	形態	通常コースの染み抜き	染み抜きオプション料金
白洋舎	店舗	「ローヤルクリーニング」 「クリスタルクリーニング」に付属	550円/1cm×1cm〜 （店舗によって異なる）
ポニークリーニング	店舗	なし	550円/1cm×1cm〜
うさちゃんクリーニング	店舗	なし	165円〜 （要見積）
ホワイト急便	店舗	あり	1500円/5cm×5cm〜 （店舗によって異なる）
クリーニングパンダ	宅配	あり	2,200円/1着
クリコム	宅配	あり	700円/2cm×2cm〜
クリーニングモンスター	宅配	あり	無料
リネット	宅配	あり	なし

店舗型は近くに店舗があれば、染みのついてしまった服をすぐに持ち込めます。1着あたりの料金は安いですが、染み抜きには追加料金がかかるのがネックですね。

宅配クリーニングは、店舗型に比べて1着あたりの料金は一見高いように思います。しかしクリーニング料金に染み抜きが含まれており、トータルで見ればそこまでの差があるわけではありません。

中には特殊染み抜きも無料で行ってくれる会社もあり、自宅に取りに来てくれるのも嬉しいポイントです。

住んでいる場所やライフスタイルによって、安く利用できる条件も変わってきます。ぜひこの記事を参考にして、自分にぴったりでお得な染み抜き方法を見つけてください。